マイクロマウスを開発し、大会に出場しています。
2016年の全日本大会では、ハ-フサイズエキスパートクラスで5位入賞、クラシックエキスパートクラスで特別賞、クラシックフレッシュマンクラスで特別賞(1位タイム)を受賞しました。
小型の移動ロボットが自律的に碁盤の目状の迷路を走り抜ける速さを競う競技です。
迷路に置かれた時点でロボットが分かっているのはスタートとゴールの位置のみで、まずは迷路を探索し、ゴールまでの最速ルートを見つけ出します。そして2回目以降の走行で、見つけた最速ルートを走行しタイムを競います。
ハードウェアの性能が劣っていてもマウスが選択するルートによっては勝てる場合もあり、ソフトウェアが重視される競技です。
クラシックサイズとハーフサイズがあります。
詳しくはこちら(NTF競技紹介ページ)をご参照ください。
マイクロマウスクラシック競技は、握りこぶし程の大きさの機体が16×16の256区画ある迷路を探索し、ゴールまでの最短タイムを競う競技です。
日本におけるロボット競技の大会では最も歴史が長く、1980年から続いています。
I.Sysでは画像のようなロボットを各個人が製作しています。
タイヤやセンサーの数等、機体に製作者の考えが強く反映されているところがマイクロマウスの面白いところの1つです。
マイクロマウス2016全日本大会クラシック競技フレッシュマンクラスでは、当サークル部員が1位タイムで優勝しました。
動画の19:40~が該当箇所です。
フレッシュマンクラスとは、新人あるいは入門間もない人のためのマイクロマウス競技で、今までに全日本大会ならびに海外での同等の大会でゴールに到達したことのある人、あるいはゴールに到達したことのあるマイクロマウス以外が出場することができる部門です。
マイクロマウスハーフサイズ競技は、機体と迷路1区画がクラシックマウス競技の半分の大きさであり、クラシックマウスと比べ機体の小型化と高度な制御技術が求められます。
全日本大会では迷路の区画数は32×32で1024区画となり、クラシックマウスの4倍の区画数になります。そのため、最短時における速さだけではなく、探索時の速さ、安定性も重要になります。
ハーフマウス競技が開始されたのは2009年からで、I.Sysが本格的にハーフマウスに参加したのは2015年からです。
ハーフマウスは縦60mm程度、幅40mm程度、重さは10~20g程度です。
電子部品のはんだ付けや足回りの製作が難しいため、まずクラシックマウスを作ってから挑戦する人が多いです。
マイクロマウス初心者のためのマシン 「New Basic Mouse2」 です.
こちらはからくり工房I.Sysが所属する北陸同好会にて設計・作製したクラシックマウスです.
サンプルプログラムも用意しており,初めてマイクロマウスに触れる人であっても容易に開発に取り組むことができます.
ですので,マイクロマウスに興味があるけど難しそう…と感じた方でも大丈夫です!
詳細はこちらに記載しています.